静電容量無接点スイッチ対決。HHKB Professional 2とFC660C

静電容量無接点スイッチ対決

HHKB Professional2FC660C

対決などと煽っていますが職場と自宅に導入しただけです(笑)
もともと職場ではMacがメインなので、純正のBluetoothキーボード。すごく薄くて軽くて省スペースなのはいいのですが、自分的にはこの薄いキーボードが苦手。ミスタッチが多く、ブラインドタッチが出来なくなります。

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自宅ではFILCOの茶軸フルキーボードを10年近く使っていました。こちらとても感触が良くて、耐久性も抜群。つや消しブラックがめずらしく、見た目もカッコ良かった。まだまだ使えるのですが、職場や手持ちのMac Book Airはもう数年前からUSキーボードを使っていて、FILCOだけJISだったので若干使いづらくなっていました。

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HHKB Pro2

ちょうど職場のMacのキーボードを替える必要があったので、前から気になっていた静電容量無接点スイッチを導入しようといろいろと調べた結果、HHKB Professional 2は正式にMacの対応があったのですぐに決定。もちろんキーアサインは東プレなどでもできるのですが、どうせならキートップにコマンドキーのアイコンがあるほうが良いと思ってのことです。
あとはAppleのキーボードが非常にコンパクトだったので、それに近い大きさが良かったことです。

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DIPスイッチをMac用にして、Mission Controlのショートカット割当をF3に、Launchpad表示をF4に割当ててやれば、前の環境に近い感じで操作が可能でした。Controlの位置が違いますが、この辺は慣れてなんとでもなります。ただ、今だに慣れないのは矢印キー。Fnとの組み合わせが必要なのが、不満と言えば不満です。
それよりも、とても軽快なタイピングができて本当に満足しています。高い買い物ですが一番使うものですし、ちょっと贅沢してもいいんじゃないでしょうか。
本体カラーの墨はとてもカッコいいです。自分はとくに文字は見えづらいことはないですが、照明によってはみえづらいこともあると思うので、ホワイトにするか悩むところだと思います。ホワイトは経年劣化で黄色くなってしまいますからね。

FC660C

そうすると、自宅も静電容量無接点を使いたい。普通は素直に「HHKB Professional 2が良かったんだから同じものでしょ」となるんですが、ちょうどPCショップのポイントがキーボード1個買えるだけ溜まっていました。しかしそこにはHHKB Professional 2の取り扱いがなく、東プレかFC660Cのみ。LEOPOLDは韓国メーカーということもあり、ネットでは拒絶反応を起こしている方々も見受けられます。私もある方向ではごにょごにょですが、プライベートで10年来のとても良い友人がいますし、それはそれ、これはこれと割り切っています。それに静電容量無接点スイッチ自体がほぼ東プレのOEMということなので、品質自体にはそれほど違いはないど判断しました。

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実際に使ってみた感想ですが、こちらもとても良く出来ていて軽快なタッチはまさにHHKB Professional 2と遜色なし。ただし、個人的にはHHKB Professional 2よりもほんのちょっとだけ硬い印象がありました。嫌な感じではなくて好みの問題かな。でも、2台並べて比べなければわからない程度だと思います。あとタイプの音ですが、FC660Cの方が若干静かに感じます。
そしてなんといっても矢印キーがある! これを重要視している人にとってはまさに救世主のような存在です。

5/18追記
音が静かに感じた理由ですが、色々比べてみるとHHKB Professional 2の方が若干「カチャカチャ」鳴ることが原因かと思います。FC660CはHHKB Pro2ほどカチャカチャ鳴りません。

本体カラーのグレーはちょっと好みが分かれるかもしれません。カッコいいのは確かにHHKB Professional 2の墨ですが、個人的にはこちらのグレーも好きです。若干年代の古いパソコンのキーボードみたいで(笑)

まとめ

最近はスマホやタブレットが溢れかえっているので、こういったキーボードに触れる機会が少ない人も多いでしょう。パソコンに関しても薄型のキーボードが目立っていると思います。しかし個人的には、キチンとストロークのあるキーボードを使った方が、タイピングは上達すると思いますし、なにより長時間の使用には絶対に指や手首への負担は低い。その中でも静電容量無接点方式は群を抜いていると思います。もちろんFILCOの茶軸も10年使いましたが耐久性や感触はとても優秀でした。ここはもう好みの問題ということになりますが、今回「静電容量無接点スイッチ」に触れて、改めてタイピングについて強く意識したことは間違いありません。
もしあなたがタイピングを上達したい、毎日とても作業量が多い、腱鞘炎気味、というのであれば少し奮発して良いキーボードを買ってみてはいかがでしょう? すごく快適になるかもしれませんよ。

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