Mike test

ZOOM H5を導入、その2

先日導入したPCMレコーダー、ZOOM H5のXYH-5とXYH-6のマイクテストを行ってみました。

その結果をお伝えする前に、テスト環境の状況の悪さをお詫びしますm(_ _)m
近所のスタジオ、1時間500円とお安いのですが、機材がなんとも古く、ドラムはサビやガムテでいっぱい、メインモニターは片方イッてるので左右の音が違う(苦笑)

そんな状況なので、公開するテスト録音はあくまでも目安ですので、ご了承ください。

さて、まずはドラムテスト。
セットの前約2m、高さ1m50cmほどにセッティング。

はじめに「XYH-5」をテスト
ボリュームは3にセットして、データにノーマライズはかけていません。

次に「XYH-6」をテスト
ボリュームは4にセットして、データにノーマライズはかけていません。

いかがでしょう?
XYH-5は少し低音がモワっとして、解像感少ない印象です。多少ダイナミックな感じがします。
XYH-6は全体的に解像感が高く、低音から高音までがキレイに纏まっている印象です。

XYH-5は激しめのロックライブをダイナミックに録るのに向いているかもしれません。XYH-6は繊細な音によく合うと思いますが、クラシックからロックまで幅広く録れると思います。

それからXYH-5はXYH-6に比べてメモリ1〜2程度感度が高いです。

次は打込みデータを流して、それを録音してみます。
ここである問題が発覚。スタジオのメインモニターが片方イカれていて、音が違う・・・
流石にリーズナブルスタジオです。
そんなわけでLRのボリューム差やノイズ、ホワイトノイズなどH5本体性能とは関係無いものまで入っているため、ほんとうにただの参考程度にとどめておいてください。
ちなみにこちらはSound Forge Pro 11にて、全てノーマライズ処理をしています。

XYH-5

XYH-6

XYH-5

XYH-6

これで多少分かることは、XYH-5は低音が少しモワモワしていて、高音成分が少ない印象です。XYH-6は全体的にフラットで、低音から高音までが自然に聴こえます。

好みの問題もあると思いますが、ワタシ的にはXYH-6を使ってしまうと、多分XYH-5はお蔵入りかなぁって印象です。
そして、XYH-5のショックマウント部分ですが、ゴムとプラスチックなので、ちょっとした衝撃で割れてしまう危険が高い。TASCAM DR-44WLなんかはセーフティーフレームが付いているので多少安心ですが、これはプラスチックハードケースで持ち歩かないと危険。オプションのソフトケースはボディはセミハードなのですが、マイク部は布を被せるだけなので、衝撃には全く役に立たないのでXYH-5にはお勧めできません。出来ればマイナーバージョンアップでフレームを付けるべきですね。

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