nektar Panorama p6を買いました! その2
前回より引き続きnektar Panorama P6。
このコントローラーは従来のmidiコントローラーよりも、深いところまで簡単に連携が取れるというDAWインテグレーションを重視した機種になっています。
MIDI Learnやアサインといったカタチで、従来も個々で割当は簡単に出来ますし、ある程度メーカーさんもプロファイルを用意していたりしています。しかしnektarはもっと連携が簡単だよ!ということらしいです。
僕はCubase Pro9が現在のメイン(というかver4の頃から)です。どこまで連携しているのでしょうか?
とは言えそれほど時間かけて検証も出来ないので、メーカー提供のプロファイルを割り当てると、どういう動作をするのか簡単に書いていきたいと思います。
ちなみに、PANORAMA P6は電源を投入すると、100mmフェーダーが予備動作として上下に自動で動きます。キャリブレーション機能だそうですが、毎回動くのて耐久性とか大丈夫かなぁとちょっと心配。
こちらがCubaseを立ち上げたときのPANORAMA P6の液晶表示です。キチンとCubaseを認識していることがわかります。
そして真骨頂と言えば、本体のミキサーやトランスポート操作のみならず、VSTインストゥルメントも制御可能というところ。
▲こちらはHALionとしっかり表示されています。
▲SampleTank3も大丈夫なようです。
▲ドラム音源の定番BFD3もちゃんと認識。
▲意外だったのはAmpleSoundのストラト音源もちゃんと認識しました。
「手持ちの音源全部いけんじゃね?」と思ったのですが、やはり新しすぎると認識しないものもあるようです。
ただその場合は個別にアサインすれば問題はありません。
しかし、かなりの作業をmidiコントローラーから行えるのはとても作業効率があがりますね。
ところで、これら音源はスタンドアロン起動が出来ますが、DAWを通さずにスタンドアロン時にはどうなるでしょうか?
こちらは残念ながらインターナルモードでの動作となり、各音源は個別にアサインする必要があります。これはちょっと残念です。折角DAW側からはDAWインテグレーションが機能して音源ごとに設定が割当出来ているのですから、各音源のそのアサイン設定をスタンドアロン時にも使いたいものです。良い方法は無いものでしょうか?