6種の動画編集ソフトのカット編集
カット編集に焦点を当ててみる
手持ちの6種類の動画編集ソフトの「カット編集」のみを比較してみました。
比較と言っても、ただ、カット編集の手順を黙々と動画にしただけですが。
Adobe Premiere Pro 2020
BlackMagic Design DaVinci Resolve 16
MAGIX VEGAS Pro 18
Corel Pinnacle Studio 24
PEGASYS TMPGEnc Video Mastering Works 7
PEGASYS TMPGEnc MPEG Smart Renderer 6
これから動画編集を始めたい人は動画編集ソフトは本当に多岐に渡り、どれを選んで良いかわからないと思います。
上記ソフトは、基本的には価格帯を除けば初心者から上級者まで使える高品質のものです。
TMPGEnc
TMPGEncのみ方向性は少し違い、高画質エンコードに重きを置き、MPEG Smart Renderer 6はカット編集専用でカット周辺のみのエンコードでそれ以外の動画データには一切変更を加えない無劣化出力にこだわり、Video Mastering Works 7はMSRのカット編集を引き継ぎ、動画編集や多用なフォーマットの入出力と高画質にこだわった動画編集ソフトです。
YouTubeでの人気編集ソフトは?
Premiere Pro 2020、Design DaVinci Resolve 16、VEGAS Pro 18あたりになるかと思います。Pinnacle Studio 24も同等クラスの性能はありますが、日本ではあまり名前も聞かないかもしれませんが、海外、特にアメリカではかなりの人気ソフトだと言うことです。いくつか種類があり、Ultimateは国内では2万ほどですがこちらをおすすめします。トランジションが豊富ですし、4K編集も対応しています。セールで15000円を切ったり、海外の販売サイトではゲリラ的ですが$1で購入出来ることがあるなど、こちらもセールを狙って見つけたら購入しておくと良いでしょう。
やはり中でもDaVinci Resolve 16は最近急激にシェアを伸ばしているソフトで、プロのスタジオでも使っている実績がある高機能ソフトであるにも関わらず、コンシューマー向けにほぼ同機能で「無料版」が存在していることが上げられます。4K出力やノイズリダクションやエフェクト等、制限されている機能もありますが、税込37000円ほどの有料版もちょっと頑張れば手を出せる価格でもあります。
VEGAS Pro 18はもともとはSONYが開発していたミュージックビデオ制作に強いソフトとして知られ、現在のMAGIXへ移っても高機能は維持され進化し続けています。海外では5万ほどの価格ながら、日本ではソースネクストが販売店となり、年数回のクレイジーセールによって1万円台で購入出来るので、それらの機会に手に入れて置いて絶対に損はないソフトです。特にSuite版は全部入りなので確実にお得です。
Premiere Pro 2020は言わずもがな1番人気のソフトで、After Effects 2020と組み合わせればもう無敵な気がします。しかし毎月のサブスクリプション方式が年間通すとコストが一番かかってしまうのも確か。
そんなに毎年のようにバージョンアップする必要はない、という人はやはり買い切り方式のソフトの方が使い勝手は良いでしょう。
どのソフトも高機能
基本的にはどのソフトでも使いこなせば高度な動画作品を作ることが可能です。取っ掛かりは難しく感じてしまいますが、まずはどれか一つを触ってみて色々と試してみると良いでしょう。そういう意味では無料版で使えるDaVinci Resolve 16は今すぐ使える点でまずおすすめしたいソフトです。