SampleTank 3は使えるマルチ音源

sampleank

iRig Key Proのバンドルで手に入れたSampleTank 3
楽器の音がHALionよりも高音質な感じ。
だけどシンセの音はHALion 5が断然良いかなと思いました。

容量がSampleTank 3が約33GB、HALion 5が約15GBで半分なので、HALionはサンプリング系の生楽器は弱いでしょうか。
まぁこの当たりは最近のロスレス圧縮技術は高度なので、一概に容量だけでは語れません。
特にHALion 5はYAMAHA MOTIF XFと同質の音色も入っているということで、単純に容量の問題ではない技術が含まれていることは確かです。
しかし、読み込んだ音色の容量で言えば、SampleTank 3のメインのピアノで1GB超え、HALion 5では最高でも300MBで、実際に弾き比べてみても、SampleTank 3の方が深みのあるピアノ音色でした。

SampleTank 3で特に音が良いと思ったのはピアノとアコースティックギターとベースです。
専用音源と比べるのは酷ですが、HALion 5と比べたら雲泥の差があります。
特にベースの音は結構気に入りました。TRILIANを買おうかどうか迷っていましたが、しばらくSampleTank 3のベースで遊べそうです。

生系はHALion 5がおもちゃに聞こえてしまいますね。

だたし、エレキギターに関してはHALion 5とどっこい。
これに関しては専用音源が欲しくなると思います。

SampleTank 3のエレピ音色はちょっとクセがありますね。正直言うと好きではないです。
ダイナミクスで音が変わってしまうというか、強弱で違う音色みたいです。
HALion 5のエレピは流石にYAMAHA系列だけあってとても良い音です。

ストリングスの音も良いですね。
HALion Symphonic Orchestraと一緒に鳴らしても違和感はあまり感じなかったです。
ソロだけではなく、4バイオリンや11バイオリンなどもあり、既に複数で鳴らした状態のものを収録してあるので、DAWで無駄に重ねるのを減らせます。

SampleTank 3はドラムもかなり頑張っています。
メインはBFD3を使っているので比べるまでもないですが、アンサンブルに混じってしまえば使い勝手の良いドラム音色だと感じました。
HALion 5自体のドラムはおもちゃ。まぁこちらは同じくSteinbergのGroove Agent 4を使ってくれということでしょう。
ただ、SampleTank 3のドラムはGroove Agent 4と同等くらいの音質はあるかなと感じました。

インターフェイスは使い易くてシンプルです。自分が使っている音源で、SampleTank 3、HALion 5、Kontakt Freeの中ではST3が一番簡単に思います。Kontaktが一番良く分からない(苦笑)

業界標準としてはKontakt(KOMPLETE)は揺るがないでしょう。
自分も欲しいと思ったことありますが、標準だけあってみんな使ってる音だし。

そう思うとちょっと個性を求めてSampleTank 3やHALion 5は有りだと思います。
ダンス・デジタル系に特化するならHALion 5が良い選択だと思います。
ですがSampleTank 3はHALion 5よりもオールマイティに使える音源だと思いました。

ただ、多くの人は「SampleTank 3とHALion 5を2つ買うならその金でKOMPLETE買えるじゃん!」って思うでしょうね(汗)

それでも、SampleTank 3とHALion 5でお互いの弱点が補完出来ていると思うので、この2つを持っていればかなりのことが出来るんじゃないかと思います。
あとは私の腕次第(笑)

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One thought on “SampleTank 3は使えるマルチ音源

  1. HALION5も個別サンプリングのドラム入ってて、
    それでけっこういい音でますぜ

    ヴァイオリンはダメな気がしますけど

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