Apple Watchに助けられた話
実は入院してました
7月の頭にある事故にて手術を要するような骨折で、2週間ほど入院しておりました。
事故と言っても公園で子供と遊んでいたときに、滑って転んでなので加害者はいません(苦笑)
子供の危険を察知してカッコよく身を挺して守った・・・というヒーローなわけではなく、子供の危険を察知、までは合ってますが子供は何食わぬ顔で危険を回避し、お父さんはただただ勝手に自爆してケガをしただけです。
まあ何より、子供にケガなくて本当に何よりでした。
自分の緊急時に慌てず対処出来るか
子供との散歩だったので、ジョギング用ポーチを腰に、雨の後だったので、両手には子供と自分の傘と子供の荷物を持っていました。
転んだ瞬間に「足を折った」ことを認識したので、一瞬で救急車を呼ばなくてはと思いましたが、まずは3歳の子供がどこかへ行ってしまわないように、必死に遠くへ行かないように声をかけます。
そのときに他に誰もいない公園で助けを求められず、自力で救急車を呼ばなければいけない状況でした。
腰のポーチにスマホが入っている。なんとか出さねば。しかし、そう簡単にスマホを出せそうもありません。子供に遠くへ行かないように呼びかけます。
思い出したApple Watch
Apple Watchを着けていることをハッと気が付きました。セルラーモデルではありませんが、iPhoneは持ってきているので既にBluetoothで接続されているため通話が可能です。
緊急SOS機能を思い出したのです。
詳しくは公式を御覧ください。
Apple Watch で緊急 SOS を使う
本当に助かりました。
気がついた近隣の方々も来てくださり、住宅地に入り組んだ公園だったため、救急車を誘導してくれたり、子供を見守ってくれたりして本当に助かりました。
Apple Watchに助けられた
スマホ、すぐに出せません。
本当にこれは身に沁みました。足の骨折なら両手は動きます。なら出せるじゃないか。自分も折った瞬間までは思っていました。
しかしもう腰すら浮かせられないのです。
その予想外の事に、冷静さを徐々に失いかけます。子供も状況がわからずにパニックになります。冷静でなければいけない親としての自分。
そんなときに思い出したApple Watch。これほど趣味のガジェットに助けられたことはありません。
正直、趣味範囲の「健康補助器具」くらいにしか思っていませんでした。
時間ならスマホ見ればいい。通話なんか時計でしない。歩数だってスマホ持ってれば見れる。あんな小さい画面でマップなんて見ない。SNSの通知だってスマホで十分。
そんなネガティブ意見はありつつも、「単純にこういうガジェットが好き」みたいな気持ちで、便利機能なんだと半ば強引にApple Watchを使いこなしていた気になっていました。
Apple Watchは人命救助に役立つ
海外ではよく話題になっていましたね。
心筋梗塞の予兆に気がついたり、転倒して気を失ったところ自動通報してくれたり、暴漢から逃れるためだったり。
それがまさか自分が使うことになるとは思ってもいませんでした。
もう私にとってはこの緊急SOS機能だけで、Apple Watchを使い続ける理由になりました。
いらない理由をいくつも挙げて「Apple Watchなんて必要ない」とアンチ姿勢を貫く人もいますが、今回の事でいかなる理由すら凌駕する緊急SOS機能が搭載されているだけで、身につける価値があると認識しました。
緊急事態は予知出来ない
緊急事態なんていつ来るかわかりません。1年に一回、10年一回、ずっと来ないかもしれません。
だからこそ持つ価値があるのだと思いました。
今回はあえてApple WatchのAmazonリンクは載せません。
※ただ単に新機種が発表前だからは内緒です。
もし、気になっているけどもうひと押しや、いろんな理由で購入を躊躇している方がいましたら、自信をもって「緊急SOS機能」だけで購入の価値ありです!と言わせて頂きます。