CRANE M3

ZHIYUN CRANE M3の弱点

気が付きにくい弱点がある

CRANE M3は現在のカメラ用ジンバルとしては小型軽量にも関わらずパワーがあることで、今人気のジンバルです。しかし発売当初から「M3ロゴが光るの意味あるの?」とか「M3ロゴ光るの止めて欲しい」という声はそれなりにSNSなどでありました。私も多少うざったいなぁとは思いつつ、我慢出来る範囲かなといずれはファームウエアでオフ機能がつくことを願って我慢して使っていました。

弱点というよりこれは設計ミス

ある時撮影準備をしていたところ、仮固定用のマスキングテープがCRANE M3のアームに付いたのでゆっくり剥がしたところ、なんと「M3ロゴ」の部分の塗装が一部剥がれてしまいました。いや、マスキングテープごときの粘着力でハードウエアの塗装が剥がれるなんて、どう考えても設計ミスとしか思えませんけど。
とは言え、塗装剥げごときで修理なんてことも難しいと思うので、このまま我慢して使うかなと諦めたのですが、このことにより別の問題が発生したことに気が付きました。

CRANE M3のロゴ塗装剥がれ

ロゴLED光すぎ!

電源を付けて気が付きました。本来は塗装によって浮き出る仕様だったものがLEDの光が直接出てくるようになったため、暗所撮影では邪魔になるほど光が漏れるのです。これはかなり大問題だと思われます。
マスキングテープで剥がれる程度の塗装ですから、CRANE M3ユーザーの大半はいずれこの部分の自然使用での塗装剥がれを経験すると思います。そのときになってロゴLEDの光の漏れ具合に閉口することでしょう。
そもそもがアーム部のロゴが光る使用が謎ですし、現状オフにすることもできないのに、塗装が剥げたときの光の強さは嫌がらせとしか思えないほどの、「撮影補助機材」としての体をなしていません。こんなのはプロの現場では相当嫌がられるのではないでしょうか?

暗所撮影で光るのが迷惑って、盗撮でもしてるからじゃない?」

こんなこと思う人がいるかどうかはわかりませんが、例えばライブハウスなどで撮影する場合、カメラ側からの余計な光はプレイヤーの邪魔になりますし、カメラを数台用意している場合は、他のアングルからのカメラに余計な光が写り込んでしまいます。撮影する側としてもモニタリングにとても邪魔になります。
正直言ってZHIYUNの製品開発姿勢を疑います。撮影用補助機材を作っているメーカーが、撮影者や被写体の邪魔をする無駄機能をつける意味はどこにあるのでしょう? ロゴを光らせるなんて、自己顕示欲の塊に過ぎません。

CRANE M3 ロゴ点灯

早急にオフ機能を

まずは早急にこのロゴ点灯をオフにする機能を、ファームアップデートで実現してもらいたいです。
製品仕様上、ロゴ点灯オフが不可能であれば、それはもう製品欠陥としか言いようがありません。一応私はファームウエアでのオフ機能搭載についての要望はメーカーには出していますが、それが叶わない場合は遮光性の塗料でロゴを塗りつぶすことも考えています。

まとめ

まずメーカーには、製品開発においての主旨を明確に考えてもらいたいです。ジンバルにおいては、ほぼ中華企業の独占で開発競争においては中国メーカーの切磋琢磨には目をみはるモノがあり、日本の企業にもこういうフットワークや開発姿勢は見習うべきものは、今となっては多々あることは事実です。
しかしパソコンパーツ業界でもよく見られますが、「無駄に光る」製品作りは本当に意味がわかりません。カラスの光るもの好きですか?そう思いたくなるくらい、なぜか光らせたがります。
せめてオフ機能くらいは最初から付けて欲しいものです。本当にお願いします。

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