ZHIYUN CRANE M3

ZHIYUN CRANE M3を塗る!

光を、消す!

前回、ZHIYUN CRANE M3のアーム部のロゴの塗装が剥がれて、LEDの光が漏れ過ぎて困るという記事を書きました。修正ペンで塗るなど色々考えたのですがなんとなく汚くなりそうな予感もしていたので躊躇してました。そこでふと「パーツ外せないかな?」と思い眺めていると、六角レンチで簡単に外せそうなので、外せるところまで外してみることにしました。

注意!注意!注意!注意!注意!注意!注意!注意!注意!注意!注意!注意!注意!
分解を伴うので、メーカー保証が受けられなくなる場合があります。分解することで基盤が露出するため、破損につながる可能性があります。作業に関しては必ず自己責任で行ってください。破損等に関しては当方は一切の責任は負えませんのでご了承ください。


パーツを外す

ひとまずアーム部のロゴカバーだけ外すことが出来れば良いと思い、その前後にあるアームカーブ手前の2箇所、チルトジョイントの3箇所を外してみました。

Crane M3 パーツを外す

チルト部分の基盤が露出、かなり作り込まれていることがわかります。ここは不用意に触ってしまわないようにしましょう。静電気など注意です。アーム部にLEDが仕込まれていることがわかります。最初はLED自体を光らせないようにしようかとも思いましたが、不具合が出ると困るのでそれは止めておきます。アーム部のネジとチルト部のネジは長さが異なりますので、外した場合はキチンと分けて起きます。

Crane M3 チルト基盤

パーツの外し方ですが、下の写真で分かる通り、カバー裏に爪が2箇所あります。アームの下側のロール軸方向のパーツと重なっている部分があるので、ネジを外した箇所を少し持ち上げます。ロゴカバーパーツをアームの下側に向かってゆっくりスライドしてあげると外しやすいです。
かなり柔らかいプラスチックなので、力を込めすぎないようにしてください。割れないように慎重に。割れるのが心配な方はここで止めておいたほうが良いです。
Crane M3 アームパーツ

パーツを塗る

パーツ裏側を見てみると、M3部分が透明になっています。表側を活かしたい場合は、この裏側だけブラック等で塗ってしまえば、ほぼLEDの光は抑えられます。私の場合は表面の塗装が剥げてしまっているので、表面も塗ることにしました。

Crane M3 カバー塗装

塗料はプラモデル用などで構わないと思いますが、私は耐久性も考慮してたまたま持ち合わせていた車補修用のブラック塗装スプレーを使いました。裏側と表側をまんべんなくカラーリングしていきます。
スプレーを吹きかける際は、パーツそのものが軽いので、半田作業やプラモデル用などの固定用クリップなど使います。一気に吹きかけると液だれを起こして汚くなるので、少し吹いては軽く乾かし、という作業を何度か繰り返します。ドライヤーなどで短縮出来ます。

Crane M3 カラーリング

パーツをはめて完成

よく乾かしてからパーツを元に戻して完成です。
個人的にはかなりキレイに出来たと思います。実際に電源を入れてみても、ロゴ部分からは一切光は漏れませんでした。これで撮影に集中出来ます。製品ロゴ自体は完全に消えてしまいましたが、そこは撮影には一切影響がないので気にしない気にしない。M3の文字自体に若干凹凸があるので、よく見るとM3の文字がわかる程度です。そしてなんとなくシルエットも引き締まって結構良いのではないでしょうか? 車用塗料を使ったのも良かったかもしれません。

Crane M3 ブラック塗装

まとめ

今回の作業は、完全自己責任となるため、すべての人におすすめは出来ません。しかし、現状ではロゴの光る問題は点灯オフ機能もないため、シール等で隠すか光るのを我慢するしかありません。しかもシールなどで隠す場合は、剥がすときにM3部分の塗装は剥がれる可能性が高いです。

撮影環境によっては撮影自体を邪魔しかねない無駄機能を許容出来ない人もいると思います。私自身は許容出来ませんでした。本来はメーカーがオフ機能をつける対策を講じるべきですが、それもファームウエアで実現可能かも現段階では不明です。
そもそもこういう無駄な機能を、撮影補助機材につけるべきではないと考えます。

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