iPhoneでのカメラとライトの誤作動を考える
突然カメラのシャッター音が
ふとポケットからiPhoneを取り出したら突然シャッター音が鳴る。こんなトラブルにあったiPhoneユーザーはきっと多いのではないでしょうか?
電車の中や公共の場で突然シャッター音がなれば、あらぬ疑いをかけられるなんてこともしばしあるようです。
シャッター音だけではなく、簡易の懐中電灯としても役に立つライト機能。これもカメラ同様に知らぬ間に点灯していた、なんてこともありますね。
これらはいったいなぜ起こるのか? 対策はあるのかを考えてみましょう。
なぜ起きるのか?
ほとんどの原因はiPhoneのアクセシリビティに起因します。手軽に起動しホーム画面までスムーズにアクセス可能という便利さが、いらぬご操作を招いています。
特に【手前に傾けてスリープ解除】と【タップしてスリープ解除】の2点は気をつけなければいけません。
これは読んで字のごとくですが、それぞれが物理的なボタンを押さずとも、ロック画面を表示させることが出来ます。
そしてロック画面にはカメラとライトのショートカットアイコンがあるため、ロックを解除せずにそれぞれ起動させることが出来てしまいます。
便利ではありますが、これらは日常的に無意識に行うことも多く、ポケットに入れていれば歩いたり座ったり体勢を変えれば角度は変わりますし、ふとポケットに手を入れてしまえば液晶に触れてしまいます。
これらを日々意識しながらiPhoneを触る人はどれほどいるでしょう。
解決策は機能をオフにする
いたってシンプルな答えですが、【手前に傾けてスリープ解除】と【タップしてスリープ解除】をオフにするだけで、誤操作の可能性はグンと減ります。
【設定】→【画面表示と明るさ】→【手前に傾けてスリープ解除】
【設定】→【アクセシビリティ】→【タッチ】→【タップしてスリープ解除】
※iOS15.5
まとめ
実際にこれらの誤操作により、あらぬ疑いをかけらたなんて事例はそれなりにあるようです。
私自身も通勤電車内で意図せずにカメラアプリが起動するなんてこともありました。
これとは別に、左右の電源ボタンとボリュームボタン同時押しによるスクリーンショットの”カシャ”も厄介ですね。シャッター音に関しては日本独自仕様というくらい、日本では盗撮などへの配慮が過剰なくらいありますが、まぁそれは実際の被害の多さからもある意味仕方がないこと。
とはいえ、あらぬ疑いを掛けられても大変ですので、便利機能を使いこなすにもデメリットも含めて自身の「使い方」を意識する必要もありそうです。