SONY ECM-XYST1M | 外部カメラ用マイク
カメラ用外部マイクはどれがいい?
私はこれまで、一眼カメラの動画用マイクは、ハンディレコーダーのZOOM H1nかZOOM H5を使用してきました。特にZOOM H5にはライン出力のレベルを下げる機能もあり、一眼カメラの動画用マイクとしては重宝していました。
しかしハンディレコーダーを使うには、ひと手間もふた手間もかけることになり、手軽に撮影したいときにはなかなかハードルが高いものでした。そして何よりもジンバル撮影ではバランス取りの問題もかなりありました。
そこでやはりカメラ動画用に特化したマイクが欲しくなり、色々検討してきました。
昨今では動画用マイクもかなり増えて来ましたが、Vlogに適したマイクが多く、ステレオで収録できるマイクはあまり新製品も出ていない状況。めぼしいのはソニーとオーディオテクニカだけです。
ソニーかオーテクか
YouTubeなど覗くとオーディオテクニカのAT9945CMやAT9946CMが多く使われているように思います。しかし私はカメラもソニーですし、ソニーマイクに興味があったのでこちらを選択しました。
他メーカーと外観の比較
開封と外観の比較をした動画を作成しました。
面白いところで、TAKSTAR SGC-698を借りたのでそちらの比較も入れてあります。
まとめ
今回の動画ではSONY ECM-XYST1MとZOOM H1n、ZOOM H5、TAKSTER SGC-698との外観比較やカメラへの装着例のみですが、改めて録音比較も行いたいと思います。
個人的にはカメラへの装着感はECM-XYST1Mが一番手軽だと思いました。
気になったのは折角マルチインターフェースで電子接点のケーブルレスになるのに、その場合は音声レベルはオートになってしまい、マキシマイザーというかコンプというかダイナミックレンジが狭い収録音になってしまうことです。確かに音圧レベルは稼げるので、聴いたときに派手にはなりますが、環境音など小さな音は小さく、大きな音は大きくというリアルさは全く無くなります。
回避方法は付属のステレオミニケーブルにて接続することで、本体レベル調整が可能になるので、音質を重視する場合にはやはりケーブル接続は必要だと思います。どうしてこんな仕様にしたんでしょうね?