純正より使いやすいシューティンググリップSmallRig SR-RG1
Vlogの必需品
最近はVlog需要の高まりもあって、シューティンググリップを使う人が増えているようです。
私はVlog自撮りはしないのですが、撮影用にはあると便利だし、なによりもリモコンがいいなぁと思っていたので検討していました。
SONY純正のシューティンググリップもいいなぁと思っていたところ、SmallRigのシューティンググリップを見つけたので色々と仕様をみていたところ、SONYに比べても結構良さそうだったので、こちらを購入しました。
主な仕様と純正との違い
シューティンググリップとしては、基本機能はSONYやCANONと大差はないかなと思います。しかし細かいところを見ていくと、色々と違いがわかってきました。
個人的にはリモコン部分が脱着出来る仕様がかなり良いと思いました。これはCANON製でも出来るのですが、私はCANONカメラは持っていないのでそもそも検討外。SONY製は脱着が出来ないという点が残念。
但し、SmallRig SR-RG1のリモコンのマグネットがかなり弱く、これがかなり通常のグリップ使用時にも邪魔をしてくるので、とてもストレスでした。しかし解決法を見つけました。詳細は動画を御覧ください。
もう一つはBluetoothの接続性が良い。SONY製は話レベルでしか聞いてはいませんが、Bluetoothが安定しないということを聞きました。しかしSmallRig SR-RG1は私が使っている範囲では、今まで接続が不安定になることは一度もありません。技適マークも取得しているのでそのあたりも安心です。
しかし電源スイッチが軽すぎるのが難点。いつの間にかオンになっていたりオフにしてしまったりするので、もう少しカチッと止まって欲しい。
自撮り棒が伸びる。まぁこれはかなり軽いカメラやスマホくらいしか載せられませんが、グリップが伸びる仕様は他にはありませんね。
最大の違いはズーム操作
個人的にSONY製との一番の違いは、リモコン側のズーム操作の部分でした。SONY製はズーム操作がボタンになっていて、SmallRig製はスライド式となっています。これの何が大きく違うかと言えば、ズームレバーの無いカメラではズーム速度の可変が出来るか出来ないかという違いがあります。
SONYのズーム、特に新レンズのFE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G のパワーズーム機能は、ズームレバーの力加減でズーム速度を変えることが出来ます。いちいちカメラ本体でズームの速度を変えなくても、レバー操作で加減出来ます。しかしこれがSONY製シューティンググリップではズーム操作がボタンのため、リモコン側では速度の可変が出来ません。
それに比べてSmallRig SR-RG1のズーム操作はスライド式なので、スライドする加減でズーム速度を変更することが可能です。これはかなりのアドバンテージだと思います。SONY製は物理的な問題なので、今後のファームウェアで改善ということもいかないと思います。そういう意味では個人的にはこの部分だけで、SmallRigを選択する理由になりました。といっても実際は購入してから気がついた機能ですが。
ただFE PZ 16-35mm F4 Gレンズに関してですが、私のa7Cではレンズ操作とリモコン操作で、少しズーム速度が違うようです。現状ではa7CにはPZ 16-35mm F4 Gのズーム速度を変える設定が無いので、リモコンとどう影響しているのかが不明です。
まとめ
リモコンの脱着、ズーム操作の仕様でSmallRig SR-RG1を選ぶには十分の機能が備わっていると思います。そして個人的にはグリップの握りやすさも、丸形のSmallRig SR-RG1に軍配があがりました。SONY製はちょっと平べったいんですよね。
そんなわけで、シューティンググリップをお探しの方にSmallRig SR-RG1を検討してみることをおすすめします。