DTX-Multi12とXP120SD
V-Drums TD-12と組み合わせて、DTX-Multi12も使っています。
元々はライブで打ち込みのブレイクビーツや効果音、パーカッションを鳴らすことを目的で導入しました。
最近はずっとライブに使っています。
なんといっても、自前のシンバルが持って行くの本当に大変だったので、それらを全てサンプリングしてDTX-Multi12で鳴らすことに堕落しました(笑)
普通はドラマーなら「生で楽器を鳴らす」ということにこだわりがあると思うので、ホンモノを鳴らすことにこだわるでしょうが、シンセやらDTMやらデジタル先行できた私にはビジュアルよりも「鳴っている音」が曲に合っていれば良いのです(笑)
こいつはクリックをヘッドホン側のみ出力可能なので、足下にオプションのダンパーペダルを置いて、テンポが大事な曲などでクリックを鳴らして演奏したりします。
そういえばAXISのトリガー使って、この音源鳴らせるのかなぁ。鳴らせるならトリガー音源としても活用したいなぁ。
そして自宅ではこんな風にスネア部のみXP120SDを使用してDTX-Multi12をスネアの音源として使っています。
もともと、メッシュがうるさくてどうにかならないかなぁと思っていて、YAHAMAのこのスネアは気になっていました。何度か検討した結果導入しましたが、これが大正解! かなり騒音が軽減されました。V-Drumsを購入したときはメッシュの静音性に感激したものです。今ではメッシュもマンションなどでは演奏していて気になるくらいですが、YAHAMAのこの新パッドのシリコンヘッドは本当に優れものです。
XP120SDですが、リバウンドはPD-125に比べると跳ねません。
この跳ねないのもまた良いです。PD-125はどうしても跳ね過ぎて練習の妨げになることもしばしば。YAMAHAはスネアとタムでパッドの跳ね具合を変えてあるので、そのあたりは流石に古くからのアコースティックドラムメーカーでもあるなぁと思いました。
それからDTX-Multi12では3ゾーンは機能しますが、パッドコントローラーは機能しません。
セットで叩いていて感じたのは、音源のスネアの音もTD-12よりもDTX-Multi12の方がスネアっぽくて好きですねぇ。音に締まりがあります。好みの問題でしょうけど、YAMAHAの音源のほうが良い音がすると思います。